下手でもともと

やっとイラストを定期的に作れるようになってきました。
まだ4コマを仕上げる程の気力はありませんが、早く気軽に机にむかえるようになりたいです。

「もう素人でいいじゃないか!」
「下手でいいじゃないか!」
「楽しければいいじゃないか!」
「誰かに見てもらえればラッキーじゃないか!」
・・と考えられるようになって(早い話がケツまくった?)かなり気が楽になりました。

そうなんです、
「安すぎる意地(プロ意識)は成長を妨げるだけじゃなく、カネにもならない」
「どうせカネにならないんだから下手を突き通そう」
「素人なら面の皮厚くても大丈夫、これから先の人生は残り少ないので厚くなるにも程度が知れてるし(笑)」
こんなふうに考えるようになれました。

「ネットで有名な○○さんのマンガって面白いよね」という言葉に「いいなぁ」と思っていました、ずっと。
今年になってからそんな自分が離れてきています。
やっとこの頃「面白いなぁ、好きだなぁ」と素直に思えるようになってきたんです。

”ここ数年の実績ゼロ”の自分に「名刺なんぞ作っていいのか?実力もないくせに!」と指をさされてました。
ず〜っとそんな気持が重くて重くて逃げ出したい感じでした。

でも、逃げたら日常生活のどこにも自分の居場所が無いのも分かってるので地団駄を踏む毎日でした。
イラストやマンガ以外の事では何でも楽しくできたのに、大好きなイラストやマンガと向き合うのだけが「実力なし!下手!」と言われているようで苦痛でした。

そりゃそうですよね、後から後から実力も教養もある若い人達がた〜くさん世の中に出て来てるんですもん。
自分には若い人のように自分の為に使える時間も残り少ないです、これから親の介護の為にどれだけ時間を割かねばならぬのか?・・なんとなく”人生負けちゃった”ような気分でした。
若い頃は味合わなかったような焦燥感・・とでもいうのかな?「私の人生はこんなもんか〜?」って感じです。

段々と考えていくうちに「こんなもんか?で動きを止めてるのが一番もったいないじゃないか!誰だって最初は素人なんだし、最後まで素人なのがスタンダードなんだ。成功するよりも1つ1つ楽しまないとすぐに墓場だぞ」とアホらしくなってきて・・・やっと重たい腰をズリ動かせるようになりました。

なんだかこの挫折感のハードルを下げるのにかなり苦労した感じです(思い起こせば高校の時からかなぁ・・長い!)
でも、自分で納得ずくで腹くくってケツまくれたなら、これから先「下手で上等!だって素人だもん!でも心はこもってるよ」精神で作品を作り続けられたら・・・と思ってます。

これがここ数年で考え抜いた私の結論です、頑張ります!

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