耳が遠すぎる

特養見学で実家に行った時のことです。

玄関を開けようとしたらチェーンが!仕方ないのでドアホンを鳴らしました。スピーカーからテレビの音が流れてきました。(いつも父親は応答せず、スピーカー解放のまま玄関にくるんです、音ダダモレじゃん)ところが、数分待っても来ない。ずっとスピーカーからテレビの音が流れてる。台所に回っても厚手のカーテンが引かれてて中が見えず。もちろん施錠。他の部屋もカーテンで中が見えず。「もしかして、ドアホンに出ようとして血管切れて倒れたのか?!」と真っ青になり、玄関に戻って「おーい!!!!おーい!!!」と絶叫。「こうなったら台所の窓を割るしかないか?」と窓をガタガタ言わせてたら、隣の部屋の窓が開いて「なんだ聖子じゃないか」とのんびりした父の声。なんと、ドアホンの音が聞こえなかったそうで(なら、なんで最初に出たんだよ?)。母親の入所前に父親の葬儀出すのかと焦ったわ(^^;

施設見学の後、帰宅したらヘルパーさんが来てくれて「お父さん一人だから天ぷらにしましょうね」とささっと作ってくれました。久しぶりのいい匂いに「家庭の暖かさ」を感じて帰って疲労でぶっ倒れました(^^;

食事
食事

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